暴露!100円均一の商品で絵本を描いていた?
おはようございます。
電子絵本師ルルシータです。
びっくりタイトルですね。
「え?本当に100円アイテムで描いたの?」
と思うかもしれませんが
本当です。
今日は私のそんなちょっぴり暴露話をしたいと思います。
そしてお子様とのお絵描き遊びの際に
ちょっとした色鉛筆の遊び方提案にもなればうれしいです☆
著書「しあわせになるももたろう」や、それ以前の作品で
100円均一の水彩色鉛筆(ダイソー:全12色)をよく使っています。
「100円均一の水彩色鉛筆で絵本を全て描きました~!」
というわけではありませんが
作品作りにおいて重要な役割を果たしてくれています。
100円均一の商品はSNS、インスタや動画でも
こんな使い道あります、と紹介されていて便利ですね。
人気ですね。
それを見て、
「ふ~ん、なるほど、こういう使い道あるんだ!
面白そう!今度買ってみよう♪ 」
と役に立っています。
もはや私たちの生活には必要なアイテムとなっていますね。
購入後に後から知ったのですが
この100円均一の水彩色鉛筆を使って描きました
という方のSNSを見て
「自分以外にもこの商品を使った人がいる、
それを発信している」と嬉しくなりました。
そして、常にモンモンしていた
「お客様に見て頂く絵本に
100円均一商品を使っていいのか?」的な
背徳感から一気に解放された気分に
なったのを覚えています。笑
楽になりました。
100円均一商品、すごいです、いい品です、さすがですね。
最近では、画用紙や絵具や筆はメーカー品を買い足しました。
念のため笑
(モチベーションを上げるためにも☆)
水彩色鉛筆以外にも、他に何を使っていたかというと、
学生時代に使っていた水彩絵の具やパレットたち、
ポスターカラー、水彩パステルを使っていました。
画用紙は100円均一。家に何冊もあります笑
これです
↓
(枚数多くてたくさん描けていいですね。)
「100均水彩色鉛筆使ってるなら
水彩絵の具も使ってるんじゃないの?」
と思うかもしれませんね。
仰るように、購入して試してみました。
結果、水彩絵の具を使ってみましたが、
発色がイメージ通りではなかったので
使用を諦め
学生時代に使っていた物を使用しました。
断捨離と言われることが多い世の中で、
家の中にちゃんと捨てずに残っていたことが嬉しい事でした。
学生時代に使っていた水彩絵の具、パレット、筆。
随分時が経っていましたが、
絵具は以前と変わらぬ発色でした。
絵具はきちんと蓋をしてあれば今でも使えますし、
変わらぬ発色ですし、
年数が経っても使える商品を作る、
日本のモノづくりはすごいと感動していました。
(感動するところ、そこ?笑)
この感動・喜びを
このnoteを読んでくださっている
みなさまと共有したいなとちょっぴり思っています☆
100円均一の画用紙は水彩絵の具の水分を含むと
丸まるのでもっといい紙を使ったほうがいいかも
と学びました。
次回作品からはいい紙使います☆お楽しみに☆
私の作品の紹介動画や絵本を見ると、
「さては水分含んで紙が丸まったな、
それを取り込んだものを使ったな」的なところが
しばしば見受けられます。笑
「えーどこ?」という方の為に。
一番わかりやすい例で言うと、
「しあわせになるももたろう」の表紙の下の方、
これね、立体感があります。
変な影があるんです。
正体はしわしわの影。
二か所〇で囲ってみました。
↓
(下の〇の線が切れててごめんなさい☆)
加工処理によって凹凸が
あまり気にならないかもしれませんが
ちょっぴり影があるの分かりますか?笑
画用紙がくるんと丸まるとまではいきませんが、
しわしわと
紙が波打っています。
「あー、これか」
と分かっていただけるかと思います。
さらに、もっとわかりやすい例を。
「しあわせになるももたろう」からこれも笑
↓
しわしわとうねっていますね~笑
さて、この水彩色鉛筆は発色がよく、
使い心地もよいのです。
家に来てからの水彩色鉛筆たちの現在の姿
↓
たくさん深く削られていますね~笑
(カッターで削る派です。)
そして、、内緒なんですが、
「こんな使い道する人は自分以外にいないんじゃないか?」
と思う方法があるのでご紹介します。
実は私、、
色鉛筆の芯の部分を水の中にずぼっと入れて
それを紙の上に描いてその質感を
線を引いたり
絵本のアクセントにしたりしています。
(他にやっている人いるのかな?)
この使い道。
これが何とも言えない。
なかなか味が出るのです。笑
けっこうクセになります。笑
線に力強い強弱が出るのです。
お気に入りです。
こんな感じ
「大事な君へ」より☆
↓
モノクロっぽいですね~
こっちは「あまえんぼうちゃん」より
↓
学生時代の図工の時間に
割り箸の先端を鉛筆みたいに削って
墨汁を付けて描く、あの感じです。(懐かしいですね☆)
水彩色鉛筆で発見した3つの楽しみ方。
①紙に色を塗った時の発色、
②紙に色を塗った後に、水筆でぼかした時の発色、(上の2枚画像)
③芯を水にずぼっと入れて描いた時の発色、
楽しみ方を紐解くと、、
①紙に色を塗った発色は
水筆でぼかしてしまうため作品にはありません。
お絵描きではふつうに楽しめますのでご安心ください。
②はこんな感じです。
一枚目は「ぶどうちゃん」表紙の上の部分より
葉っぱを色塗り後、水筆でぼかしています。
ちょっと微妙ですね。。
二枚目は「しあわせになるももたろう」のさつまいもの
葉っぱがわかりやすいです。(緑色のハートのことです。)
なんとなくあったかい感じ伝わりますか?
ちょっと伝わりづらいかもしれませんね💦
では、
こっちのほうが色鉛筆の質感が分かりやすいかも。
デビュー作「これな~んだ?」より
↓
このクローバーのあったかい感じが好きです♡
かぼちゃのあったかいかんじもすきです。
どうですか?
あったかい感じ伝わりましたか?
「これな~んだ?」では水彩色鉛筆を存分につかっています。
単色でいい発色する色、
混ぜていい色が出る色、
単色が際立つ色
それぞれの個性が浮き上がってきます。
私が使って個性を感じたのは
単色では黄緑、ピンク、水色
混ぜるといいのは
緑と黄緑
赤とピンク
単色は赤、黒、緑、黄緑
が好きです。
あなたのお気に入りの組み合わせを見つけるのも
楽しいかもしれませんね☆
③の水の中にずぼっと入れて描いた感じは
分かりやすい例でいうと
「あまえんぼうちゃん」の黒の枠線(上の2枚画像)、
「しあわせになるももたろう」の緑鬼のほっぺ(頬)
ほっぺにピンクは大活躍しています。
ほっぺはこんな感じです。
↓
ちょんちょんちょんと仕上げ程度に乗せていきます。
この感じが好きなのです。
「しあわせになるももたろう」の中では
ほっぺ処理(と呼んでいいのか?笑)は
水彩色鉛筆でちょんちょん置くタイプと
パステルで描いたものをぼかしたり
絵具で描いたりしています。
それぞれの場面で使い分けています。
「えー、いつも一緒のやり方じゃないんだ」
「ふーん」
と思って頂ければ幸いです。
長くなりましたが、まとめますと
100円均一の商品はいいものがありますよ、
中でも水彩色鉛筆がお気に入りですよ、
水の中に色鉛筆の芯をずぼっと入れて描くやり方
面白いですよ、
というお話でした。
もしこれを読んで
「どれどれ、
どんな感じに色鉛筆が使われてるか見てみよう」
と思ったり、
「紙がしわしわになっているところを
目で確かめてやるぜ」
と思った方、
動画で紹介している部分もありますので
よかったらご覧ください。
ルルシータ絵本チャンネル(一覧)
下の枠をクリックしてくださいませ☆
↓
長文を最後までおつきあいくださり
ありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください☆