現実を固定しない方法
今の状況いやだわ。どうしましょ。焦る焦るわ~。
結構、この気持ちになることは、あるあるかもしれません。
これって、「自分は今の状況を嫌だと思っている。今の状況の自分を嫌っている。この状況をなんとかしたい。今の自分ではだめだから、拒絶している、嫌っている」てことです。
こういうときは、丸ごと自分をうけいれてあげましょう。
今時分はそう思っているんだね。分かるよ。共感してあげて、それでも自分のこと愛してる、大好き、って言ってあげます。
まず、ここまでが、ワンステップ。今のご自分の気持ちをしっかり認めてあげる。
次に、重要な事お伝えします。
現実を固定した瞬間に新しい気付きや、変化はやってこない、ということです。
人は現実を決めつける傾向があります。「自分=○○」「あの人は☆☆な人」というように。
じゃあ、どうすればいいか、ってこれからお伝えしていきます。
「私は○○会社の会社員です」、と伝えると、「自分は会社の一員」という意識なります。
そうではなくて、「私は今は会社員をしています。」こう表現すると、「自分は今はそういう状態だけど、これからは、違う」と自分に対して言っていることになります。
自分はいつも変化している。数年後はわからない、という意識なります。
例えば、「自分はこういう人間だ、そういう才能向いていない、だめだ、あーもう」というと、どんどんそれが自分の中に入ってきて、新しい現実が入ってこなくなります。
自分、決めつけてますね。名詞で表現(こういう人間)してますね。
名詞を使って自分を表現すると、現実を固定してしまうということです。
新しい現実ほしいですよね?
どうやって自分の中に落とし込むかというと、
名詞を使わないで、動詞を使うようにすることです。
そうすると、すべては流れるプロセスの一部である、という認識で脳の中に入ってきます。現実を固定しなくなり、新しい気付きや変化がやってくるようになります。
「自分=○○(名詞)な人」、ではなくて、「自分は~している」という表現、
「自分は昔こういうことをした結果、こういう人間である」、そういう表現にしてほしいのです。
全ては流れるプロセスの一部として自分をとらえる。それを自分自身に受け入れると自分の中に入ってきます。
全ては「現実は変わらない」と思った瞬間に変わらなくなる。
すべて変化している。今はそうだが、数年後はどうなるか、分からない。
今こういう現実であるかもしれない、と意識できるようになると、相手の事も固定しなくなり、決めつけなくなり、相手を色々と認めれるようになります。
例えば、☆☆さんは、今はこういう状況であるかもしれないが、この先はどうなるか、わからない、というふうに。
次回、相手の事をもうちょっと相手を受け入れる方法についてお伝えします。
ビバ。